「三合泥」は四川の有名な小吃(おやつ)の1つです。「泥」は調理法の1つで、すり潰す・ペースト状という意味を持ち、餅米・お米・大豆を主材料に石臼で粉にしたピーナッツや胡麻などを合わせて甘く炒めたものです。
四川では「酥香油潤(なめらかでいて香ばしい)、味甜不膩(甘いのにしつこくない)、滋糯爽口(もちもちでいて爽やか)」とされ長年親しまれています。四川の人がこの料理を食べる時、老鷹茶(クスノキの葉の茶)を飲み合わせることが多く、現地のお店ではよく見られる光景です。こちらの老鷹茶は四川省が主な産地の1つ。日本ではあまり馴染みがありませんが、13世紀の薬学書『本草綱目』に記述されるほど、古くから薬としても知られているお茶です。
飄香の「三合泥」は黒い食材(黒米・黒豆・黒胡麻)を使うことが特徴です。黒い食材には抗酸化成分であるアントシアニンが豊富に含まれ、アンチエイジング効果も期待できると言われています。また、冬に黒い食材をとることは中国古来の食養生の1つとされています。美と健康が叶う四川ローカルスイーツ!冬の季節におすすめです。
伝統四川料理を今に伝える成都・松雲門派の正統な継承者であるシェフ井桁良樹が日本人が知らない本当の四川料理を提供します。この記事を見て飄香に興味を持った方は、以下のコンテンツでより詳しく私たちについてご覧いただけます。