苕菜獅子頭(大きな肉団子のカラスノエンドウの香り)も、四川名菜の1つです。「獅子頭」は獅子の頭ぐらい大きな肉団子、という意味。
もともとこの料理は西暦604年~江蘇省の淮揚で唐代の名料理人、韋巨元が葵花献肉の名で作った料理を起源とする名菜です。「葵花」とはヒマワリのことですが、葵花献肉はヒマワリからライオンに格上げされて、獅子頭と呼ばれるようになったと言われています。
四川名菜では。この獅子頭にカラスノエンドウを合わせます。カラスノエンドウは別名ヤハズエンドウと呼ばれていますが、マメ科ソラマメ属の植物で、日本では雑草とされていますが、実には豊富な栄養が詰まっています。
伝統四川料理を今に伝える成都・松雲門派の正統な継承者であるシェフ井桁良樹が日本人が知らない本当の四川料理を提供します。この記事を見て飄香に興味を持った方は、以下のコンテンツでより詳しく私たちについてご覧いただけます。