飄香名菜譜
中国4千年の歴史を受け継ぐ
正統派四川料理の魅力

素朴な味わい 濾州(ろしゅう)の米粉の蒸しパン

濾州は四川省南東部に位置する都市で長江に沿う河港。四川・雲南・貴州の三省が交わる地でもあり、かつては異なる地方の物産を交易する経済活動の中心地でもありました。瀘州市は古来より瀘州老窖と郎酒の二つの白酒(アルコールが50°以上ある蒸留酒)が有名です。

白糕(米粉の蒸しパン)は『美・嫩・香・甜・爽口』が特徴の濾州の名物小吃(おやつ)の1つ。白くて柔らかく、お米が発酵した風味に金木犀がほんのり香り、程よい甘さで爽やかな口あたり。気付けばいくつも口に運んでいる、素朴でやさしい味わいの小吃です。

濾州市には1920年創業の泸州白糕の専門店があります。100年続く今でも人気で、店内は常にお客さんで溢れています。アツアツに蒸された白糕の蒸籠をいくつも重ね、豆花(おぼろ豆腐、四川ではマーラーソースで食す)などと一緒に食べる姿が印象的です。テイクアウト専用の行列も絶え間なく続いています。そして隣接するお店の猪儿粑(豚肉のお餅)と黄粑 (漢方生姜の葉で巻いた黒砂糖風味のお餅)も泸州を代表する小吃のひとつです。

日本人が知らない本場成都の伝統四川料理を体験しませんか?

伝統四川料理を今に伝える成都・松雲門派の正統な継承者であるシェフ井桁良樹が日本人が知らない本当の四川料理を提供します。この記事を見て飄香に興味を持った方は、以下のコンテンツでより詳しく私たちについてご覧いただけます。

関連記事

以下の記事も合わせてご覧ください

李白の『静夜思』を味わうひと皿のイメージ

李白の代表作『静夜思』から着想を得た、四川の伝統料理『青椒皮蛋(チンジャオピータン)』が主役のひと皿【静夜】をご紹介します。

泡菜(四川の漬け物)の汁が主役の料理〝琵琶″のイメージ

『川菜(四川料理)博物館』で目に留めた1枚の絵。「世界で一番好きな食べ物は泡菜(パオツァイ)の汁」と答えた文人のエピソードをきっかけに誕生した料理です。

飄香のディナーコースを彩る美しいアミューズの一品「芙蓉」のイメージ

酒に酔って頬が染まる様子を喩えて名付けられた「酔芙蓉」、四川のローカルフード「馓子豆花(サンズドウファ)」から着想を得た、飄香ディナーコースはじめの一品とは。

あっさりふわふわの豆腐料理『干貝腐淖(ガンベイフゥナオ)』のイメージ

伝統四川料理の宴席では、塩味で素材の旨味を引き出したシンプルな料理が多くあります。今回はあっさり豆腐料理の『干貝腐淖(ガンベイフゥナオ)』をご紹介します。