青豆泥(マッシュグリーンピースの炒め)という料理があります。青豆はグリーンピース、泥はペースト状の意味です。フレッシュのグリーンピースを剥き、ボイルして裏ごし、なめらかにしてから香ばしく甘く炒めた料理です。
伝統四川料理の「24の味付け」の一つ、「甜香味」という甘い味つけの料理です。四川料理といえば辛いという印象が強いですが、実は甘い味つけの料理も多いのです。
グリーンピースの他にも、蚕豆(そらまめ)、クルミ、インゲン豆、サツマイモ、蓮子の実なども同じように作られた四川名菜があります。写真の蒸しパンは縦状に細く伸ばした生地をコルネ型に巻きつけて蒸した、中が空洞の蒸しパンです。
伝統四川料理を今に伝える成都・松雲門派の正統な継承者であるシェフ井桁良樹が日本人が知らない本当の四川料理を提供します。この記事を見て飄香に興味を持った方は、以下のコンテンツでより詳しく私たちについてご覧いただけます。