「芋児焼鷄(ユィアールシャオジー)」は骨ごとぶつ切りにした地鶏と里芋に香辛料を利かせ、火鍋風味に煮た料理です。味わい深い地鶏となめらかで柔らかい食感の里芋はスパイシーなタレとの相性が素晴らしく、とても人気のある組み合わせです。
四川で焼菜(煮物)は人気があり、専門店も多く、店頭に並べられた鍋の中から選んで注文する形式が主流です。鶏と里芋の他には豚スペアリブとじゃが芋、牛肉と竹の子、豚の腸とチシャトウ(立ちレタス)、豚足とインゲン豆の組み合わせが定番になっています。
四川の火鍋は種類が豊富で多くの人に親しまれています。「週に3回は火鍋屋さんにいかないとダメ」という人や「地方から帰省したらまず火鍋」なんていう人もいます。多くは牛肉や内臓がメインですが、魚専門の火鍋もあり、冬の時期は羊が大人気です。
そして地鶏と里芋の火鍋専門店もあります。そこでは数種類の地鶏が飼育されていて(現在成都では禁止されています)、好きな鶏を選ぶところからはじまります。重さを測って値段が決まり、それからすぐに厨房で調理され、煮込まれた地鶏と里芋がテーブルに運ばれてきます。
飄香の芋児焼鷄は、日本で初めて烏骨鶏を交配された『おおいた冠地どり』を使用。この地鶏は旨味成分であるイノシン酸含有量が豊富で、ほどよく柔らかい肉質を持ち合わせています。また、烏骨鶏は中国では薬用鶏として知られる程滋養の高い食材です。旨味と栄養たっぷり!究極の地鶏を使った芋児焼鷄は如何でしょうか。
伝統四川料理を今に伝える成都・松雲門派の正統な継承者であるシェフ井桁良樹が日本人が知らない本当の四川料理を提供します。この記事を見て飄香に興味を持った方は、以下のコンテンツでより詳しく私たちについてご覧いただけます。