四川料理大辞典
中国4千年の歴史を受け継ぐ
正統派四川料理の魅力

老化防止の甘い揚げ菓子!?

苕(シャオ)は紅苕(ホンシャオ)の略、四川の方言でサツマイモを意味します。苕棗(シャオザオ)は四川省成都より北東にあるサツマイモの産地で有名な西充(シーチョン)の料理。四川名菜とされる小吃(軽食)で、サツマイモと餅米を合わせてナツメ形にした甘い揚げ菓子です。中国料理のお菓子には象形点心という果物や野菜、動物の姿形に模したものが多くあり、こちらもその1つです。

棗(なつめ)はクロウメモドキ科ナツメ属の植物で、中国では「紅棗」(ホンザオ)あるいは「大棗」(ダーザオ)と言います。乾燥したものには薬効があり、生薬としても多く扱われています。昔から『一日食三棗·終生不顕老(13粒の棗を食すと年を取らない)』と言われ、中国最古の薬学書『神農本草経(しんのうほんぞうきょう)』や明代の医学者 李時珍(りじちん)の大著『本草綱目(ほんぞうこうもく)』などにその効能が記されている程。

血をつくり、水分を補い、精神を安定させ、胃腸を元気にする、女性にとっても嬉しい栄養素の詰まった棗。美容やアンチエイジングの食材としても人気を集めています。

苕棗は本来黄金色に揚げますが、飄香ではビーツを使って棗の色に近づけ、棗をペースト状にして練り上げた餡を入れ、目でも舌でも棗を感じていただけるような工夫を施しています。1日3粒、4粒、5粒...手が止まらない美味しさです。

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伝統四川料理を今に伝える成都・松雲門派の正統な継承者であるシェフ井桁良樹が日本人が知らない本当の四川料理を提供します。この記事を見て飄香に興味を持った方は、以下のコンテンツでより詳しく私たちについてご覧いただけます。

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